愛媛県鬼北町で2025年10月11日(土)・12日(日)に開催される一大イベント「でちこんか」。
町の人口の約3倍にあたる来場者が集まるほど人気を誇り、無料で振る舞われる名物「ジャンボきじ鍋」や約100店舗が並ぶ「びっくり市」、ステージショーやプロレスなど見どころが満載です。
前夜祭から当日祭まで2日間にわたり盛り上がり必至。家族や友人と一緒に楽しめる、鬼北町の秋の風物詩をご紹介します。
鬼北町でちこんかの日程

概要
開催日時:2025年10月11日(土)・12日(日)
場所:鬼北町役場裏 奈良川河川敷
電話番号:0895-45-1111
お問い合わせ先:鬼北町観光サイト
前夜祭、びっくり市に関すること(企画振興課 内線2214)
イベント全体に関すること(教育課 内線4117)
前夜祭:11日 18:00~21:00
12日の夜に行われる前夜祭では、鬼北町の「太鼓集団魁」をはじめ、東京都の「太鼓集団天邪鬼」や松山市の邦楽ユニット「悠久」などが出演。川のせせらぎを背景に響く勇壮な太鼓演奏は圧巻で、訪れる人々を魅了します。
さらに、スペシャルゲストによるステージショーも予定されており、力強い和太鼓の響きと特別なライブを同時に楽しめる贅沢な時間が広がります。
当日祭:12日 9:00~15:00
12日の当日祭は、町の人口の約3倍となる人出が予想されるほど大規模に開催されます。
目玉は、約2,500人分が無料で振舞われる「ジャンボきじ鍋」。また、県内外から集まる約100の出店による「びっくり市」、鮎やアマゴのつかみどり、ポニー乗馬体験など家族で楽しめる催しが盛りだくさんです。
特設ステージでは愛媛プロレスや各種団体のパフォーマンス、スペシャルゲストのライブも見どころです。
駐車場情報
駐車場は臨時を含めて約500台分が用意されていますが、来場者数は2日間で2万6千人を超える規模のため、非常に混雑が予想されます。
そのため、なるべく乗り合わせでの来場が推奨されています。特に人気の「ジャンボきじ鍋」を狙う場合は、早めに来場して駐車場所を確保することがおすすめです。
- 奈良川河川敷
- 鬼北町役場
- 近永公民館
- 社会福祉協議会(ひまわり)
- 鬼北町立北宇和病院
- 友愛の里
- 広楽荘跡地
- 旧近永保育園
- 鬼北の里保育園
- アルコール工場跡地
- ライスセンター
鬼北町「でちこんか」とは?

「でちこんか」の意味
「でちこんか」とは、愛媛県鬼北町の方言で「出てきませんか?」「おいでませんか?」という意味を持つ言葉です。町民同士が気軽に声を掛け合うような温かい響きがあり、この地域ならではの人情味を感じさせます。
秋の風物詩として定着した「でちこんか」イベントは、この言葉の通り町内外の人々を招き、みんなで楽しむお祭りです。町の人口の約3倍にあたる2万6千人以上が訪れるほどの人気を誇り、鬼北町を代表する一大イベントとして知られています。
前夜祭のみどころ
勇壮な太鼓演奏
11日の前夜祭では、鬼北町の「太鼓集団魁」をはじめ、東京都の「太鼓集団天邪鬼」、さらに松山市の邦楽ユニット「悠久」などが出演し、迫力ある演奏を披露します。
川のせせらぎを背景に鳴り響く太鼓の音は、観客を非日常の世界へと誘い、心を揺さぶります。地域を超えたグループが一堂に会することで、多彩なリズムや演奏スタイルを堪能できるのも魅力のひとつ。勇壮かつ力強い太鼓の響きは、前夜祭の幕開けを飾るにふさわしい見どころとなっています。
出演者一覧
- 太鼓集団 魁(さきがけ)
- 太鼓集団 天邪鬼(あまのじゃく)
- 松野鬼城太鼓(まつのきじょうだいこ)
- スペシャルゲスト 加藤登紀子(かとう ときこ)
スペシャルゲストによるステージショー
前夜祭の夜をさらに盛り上げるのが、豪華なスペシャルゲストによるステージショーです。
過去には「サンプラザ中野くん」やお笑い芸人「モグライダー」、歌手「島谷ひとみ」など、幅広いジャンルのゲストが登場し、観客を楽しませてきました。
歌や笑い、パフォーマンスが織り交ぜられたショーは、子どもから大人まで楽しめる内容で、祭りの華やかさを一層引き立てます。地元の太鼓演奏とのコラボレーションも加わり、特別な夜を演出する魅力的なプログラムです。
当日祭のみどころ
無料で振舞われる「ジャンボきじ鍋」
鬼北町の秋の風物詩といえば、約2,500人分が無料で振舞われる「ジャンボきじ鍋」です。きじ肉の旨味とコクが、ほんのり甘めの出汁に溶け込んだ絶品料理は、訪れた人々を魅了します。
配布は11時から始まりますが、昼過ぎにはなくなってしまうほどの人気ぶり。ぜひ早めに並んで、この地域ならではの味覚を堪能してください。
約100の出店団体による「びっくり市」
当日祭では、県内外から約100もの出店団体が集まり「びっくり市」を開催します。地域の特産品から飲食まで、バラエティ豊かな商品が並びます。
多彩なブースが軒を連ねる会場は、まるで大きな縁日のような賑わい。食べ歩きを楽しみながら、お土産探しにもぴったりのスポットとなっています。
鮎・アマゴのつかみどり体験
自然豊かな鬼北町ならではの体験ができるのが「鮎・アマゴのつかみどり」です。子どもから大人まで夢中になれる人気企画で、自分の手で魚を捕まえる楽しさは格別。
川遊びのような感覚を味わいながら、家族や友人と一緒に盛り上がれます。捕まえた魚は、その場で新鮮なまま味わうこともできる特別な体験です。
ポニー乗馬体験(北宇和高校)
北宇和高校によるポニー乗馬体験も、子どもたちに大人気のイベントです。かわいいポニーに乗って体験できるこの企画は、動物とのふれあいを通して自然の温かさを感じられるひととき。
初めて馬に触れる子どもでも安心して楽しめるのが魅力で、会場を訪れた家族連れにとって忘れられない思い出になります。
愛媛プロレスの興行
特設ステージでは「愛媛プロレス」の迫力ある興行も楽しめます。地元愛媛を拠点に活動するプロレス団体ならではの熱気に満ちたパフォーマンスは、子どもから大人まで観客を魅了します。
観客との距離も近く、臨場感あふれる試合はイベントの大きな盛り上がりの一つ。会場全体が一体となって楽しめる時間です。
各種団体によるパフォーマンスとライブ
当日祭の特設ステージでは、さまざまな団体による演奏やパフォーマンス、スペシャルゲストによるライブが繰り広げられます。伝統芸能や音楽など、多彩な演目が続き、来場者を飽きさせません。
地元の文化とエンターテイメントが融合した舞台は、祭りの雰囲気をさらに盛り上げる大きな魅力のひとつです。
「もちまき」イベント(9:30~、15:00~の2回)
祭りの名物イベントのひとつが「もちまき」です。9:30と15:00の2回にわたって行われ、会場は多くの人で大いに盛り上がります。
舞い上がるお餅をキャッチしようと、大人も子どもも夢中になる光景は、でちこんかならではの賑わい。参加者全員が一体感を味わえる、楽しく縁起の良いイベントです。
鬼北町でちこんかの口コミ
サンプラザ中野くんがゲスト出演
アイドルに会える
愛媛プロレスが生観戦できる
臨時駐車場が用意されている
まとめ
愛媛県鬼北町で開催される「でちこんか」は、町の人口の約3倍にあたる人々が訪れる大規模な秋の恒例イベントです。12日の前夜祭と12日の当日祭の2日間にわたり、多彩な催しが繰り広げられます。
前夜祭では川のせせらぎと共に響く勇壮な太鼓演奏やスペシャルゲストのステージショー、当日祭では無料で振舞われる約2,500人分のジャンボきじ鍋や「びっくり市」、愛媛プロレスの興行、もちまきなど盛りだくさん。
臨時駐車場も設けられていますが、混雑が予想されるため乗り合わせがおすすめです。家族や友人とともに、鬼北町の魅力を存分に楽しめる2日間となるでしょう。