あなたは新年になってから行く初詣は「お寺」に行きますか?それとも「神社」に行きますか?
「近所に神社があるからやっぱり神社じゃない?」
「ウチは昔からお寺で初詣してるよ!」
などなど、色々な人がいるのではないでしょうか?
結論を先に言ってしまうと、
どちらでも大丈夫です
とはいうものの、自分の場合、お寺と神社、どちらに行く方がいいのか?というのは気になりますよね。
ということで、ここからは神社とお寺それぞれの違いなどについて紹介していきますので、自分の場合はどちらに初詣は参拝すれば良いのかなどの参考にしてみてください。
また、お寺と神社それぞれの正しい参拝の仕方なども紹介するので、ぜひ最後までお付き合い頂ければと思います。
【初詣】お寺と神社の違いって何?どちらに行けばいいの?
初めに初詣に行く際は冒頭でも紹介したように、基本的にはどちらに参拝してもOKです。本来は信仰しているものに準ずるという考えもあるので、
- 「神道」→「神社」
- 「仏教」→「お寺」
上記を参拝する方もいます。ただ、特に信仰している宗教が無いのであればどちらに参拝しても良いとされています。
そして、お寺と神社の違いとして一番分かりやすいのが、
- 鳥居があるか?無いか?
- 仏像があるか?無いか?
上記で判断できます。
神社の「鳥居」って何の為にあるの!?
神社には鳥居が必ずあると思いますが、この鳥居が何を意味するのかを考えた事はありますか?
実は神社の鳥居は「結界」を表しています。つまり、
神々の住む聖域と人間世界を分けるシンボル
となっているんです。
また、神道(神社)では自然(木や滝、石等)に神が宿るという考えもあり、仏像などへの崇拝がなく仏像が無いんです。
その為、一般的に、
- 神社は神様を奉っている場所
- お寺は仏様を祀っている場所
と違いを理解しておけばOKです。
また、初詣は、家族で行った後に友人や職場の人など何度も行く人もいるかもしれません。お寺でも神社でも参拝に関しては、何度でも参拝してもOKです。
神社で参拝する場合は、現在のお礼と、将来へ向けての願いを神様に伝えるようにします。
お寺で参拝する場合は、感謝する気持ちを持って参拝するようにしましょう。
つまり、お寺・神社どちらで参拝する場合でも、敬意を払って参拝する事が大切なのです。では、そんな初詣の参拝はいつまでに行けば良いのでしょうか?
ここにテキストを入力人によっては帰省したり旅行などで中々参拝する事ができない人もいるかもしれませんよね。
初詣はいつまでに行けばいいの!?
結論から言うと、初詣は年が明けてからだといつ行ってもOKです。
つまり、いつまでに行かないとダメという決まりは基本的にはないのです。ただ、初詣に行く人の多くは正月の「三が日(1月1日〜3日までの間)」に参拝すると思います。
一般的に、
「初詣」=「お正月の三が日に参拝」
ですよね。また、地域によっては「松の内」に行くことを目安にしている場合も多いです。
松の内とは
松の内とは、門松やしめ飾りなどを飾っておく期間で、1月7日までを指します。地域によっては、小正月や二十日正月というところもあります。
ただ、昨今の日本は仕事や学校などの関係もあってお正月休みが3日までの場合も多いので、松の内に初詣となるとなかなかの都合がつかない場合が多いですよね。
しかし、初詣に関しては年が明けてからならいつ行っても構わないわけです。
その年で初めて参詣したときが「初詣」なので、極端な話、2月になっていても、新年を迎えて始めての参拝なら、それが「初詣」なんですね^^
初詣の正しい参拝の仕方【神社・お寺】
それでは最後に初詣の正しい参拝作法についてです。
初詣は神社でもお寺でもどちらでも良いのですが、お参りの作法には大きな違いがあります。
【神社】での参拝の仕方
- 賽銭箱の前でおじぎ
- 鈴を鳴らします(神様に参拝しに来た事を知らせる合図)
- お賽銭を入れます。
- 二拝二拍手一拝(2回おじぎ、2回拍手。手を合わせて拝んで、1回おじぎ。※おじぎは約90度で♪)
- 最後におじぎをして退出します。
【お寺】での参拝の仕方
- 賽銭箱の前でおじぎをし、鐘があれば鳴らします。
- ロウソクもしくは線香をあげます。
- お賽銭を入れて手を合わせて拝みます。
- 最後におじぎをしてから退出します。
【神社】と【お寺】での共通マナー
神社やお寺には入り口付近に手水所があるところが多いですよね。
お参り前にはここで手と口を清めます。手順は、
- 右手でひしゃくを取り、水をくんで左手を洗います。
- ひしゃくを持ち替えて、右手を洗います。
- 右手に持ち替え、左の手に水を溜めて口をすすぎます。
- 再度左手を軽く洗って、ひしゃくを立て、柄の部分に水を流し伝わらせ、清めた後、元の場所に戻します。
【神社の鳥居】と【お寺の門】のくぐり方
一礼してから入り、帰りは鳥居や門をくぐってから一礼します。
この辺りは基本的に同じですね。
まとめ
初詣も時代と共に形が変わってきていますが、一年の幸福を祈願する本質の部分は昔から変わっていません。
私も小さい頃から、大晦日は年越しそばを食べて、元日にはおせち、そしてお年玉を手に初詣に行くというのがお決まりパターンでした。ただ、神社とお寺では参拝の仕方が違う部分もあるので、そこだけきちんとしておけば何も問題ありませんよ。