令和7年(2025年)10月19日(日)、大洲の街が一年で最も熱くなる一日『えひめYOSAKOI祭り』が開催されます。
色鮮やかな衣装をまとった踊り子たちが、情熱あふれる演舞で観客を魅了し、街全体が歓声と熱気に包まれます。
県内各地はもちろん、香川・高知・岡山など県外からも多彩なチームが集結し、世代を超えた一体感が生まれるのもこの祭りの醍醐味です。
当日は大洲市内3会場で迫力満点の演舞が繰り広げられ、訪れる人々を魅了します。
本記事では、2025年の開催日程や会場ごとの見どころ、アクセス情報や観覧のコツまで、初めての方でも楽しめるよう丁寧にご紹介します。
2025年 えひめYOSAKOI祭りの日程

開催会場
会場名 | 開始時間 | 終了時間 |
特設メイン会場 | 12:00 | 19:00 |
本町会場 | 13:00 | 16:40 |
中町会場 | 12:40 | 16:20 |
特設メイン会場では屋台の出店も予定されています。
会場マップ
開催日程・場所・お問い合わせ先
日時:令和7年(2025年)10月19日(日)
時間:12:00~19:00(会場により異なる)
場所:肱北緑地公園(特設メイン会場)
お問い合わせ先:えひめYOSAKOI祭り振興会
参加方法と料金システム
参加費は「チーム単位で1人 1,000 円 」必要になります。
参加申込は9月10日までとなります。
参加申し込みリンクはこちら
えひめYOSAKOI祭りの見どころ
迫力満点の特設ステージ
えひめYOSAKOI祭りのメイン会場は肱北緑地公園に設けられる特設ステージです。奥行き約10メートル、幅約20メートルという大きなステージは、最大で50名もの踊り手が同時に舞うことができる広さを誇ります。これにより、迫力ある大人数の演舞が間近で見られ、観客を圧倒します。特設ステージの広さを活かした華麗なフォーメーションやダイナミックな動きが、祭りの熱気を一層高めます。
多彩な参加チームと衣装
この祭りの魅力の一つは、各チームが趣向を凝らした個性豊かな衣装をまとって踊ることです。愛媛県内はもちろん、香川・高知・岡山など県外からも多数のチームが参加し、それぞれの地域色やテーマを反映した華やかな衣装で観客の目を楽しませます。伝統的な和装から現代風のデザインまで、幅広い衣装が祭りに彩りを加え、見る人を魅了します。
年齢や世代を超えた一体感
えひめYOSAKOI祭りには、小さなお子様から70代の方まで、幅広い年齢層の踊り子が参加しています。老若男女が一緒に楽しみ、力を合わせて踊る姿が地域の一体感を生み出し、祭り全体を温かい雰囲気で包み込みます。世代を超えた交流が活発に行われることで、地域の絆が深まり、参加者も観客も共に楽しめる空間となっています。
飲食ブースと会場の楽しみ方
祭り当日は、多彩な飲食ブースが設置されており、地元のグルメや屋台メニューを味わいながらイベントを楽しむことができます。家族連れや友人同士での食事や休憩スポットとしても人気で、踊りの合間にほっと一息つける空間が用意されています。地域の特産品を使った料理や子ども向けのメニューもあり、幅広い層が食べて楽しめるのもこの祭りの魅力の一つです。
えひめYOSAKOI祭りの歴史とテーマ

初開催からの歩み
えひめYOSAKOI祭りは、2004年に開催された「えひめ町並み博」の自主企画イベントとして大洲市で初めて開催されました。この時、大洲商工会議所青年部(YEG)が中心となり、地域活性化を目的に第一歩を踏み出しました。
その後、2009年からは「えひめYOSAKOI祭り振興会」が主催となり、毎年継続的に開催されるようになりました。これにより、地元のみならず県外からも多くのチームが参加し、規模と熱気がさらに拡大。地域の伝統と新しい文化が融合した祭りとして、愛媛県内で定着しています。
テーマに込められた想い
えひめYOSAKOI祭りのテーマは「祭りが人を変え、人が街を変える」です。この言葉には、祭りを通じて参加者一人ひとりが成長し、地域社会全体が活性化するという強い願いが込められています。
祭りの開催は単なるイベント開催にとどまらず、「人づくり」と「街づくり」の取り組みの第一歩として位置づけられています。地域の人々が一体となって踊りを楽しみ、交流を深めることで、地域の絆が強まり、街全体の魅力が高まることを目指しているのです。
この想いが根底にあるため、えひめYOSAKOI祭りは参加者も観客も共に成長し、笑顔あふれる空間を創り出しています。これこそが、長く愛され続ける理由の一つといえるでしょう。
主催団体と開催の背景
えひめYOSAKOI祭りは、地域の活性化と人材育成を目的にスタートしたイベントです。
初開催は平成16年(2004年)8月22日、大洲市で行われた「えひめ町並み博」の自主企画として誕生しました。立ち上げの中心となったのは、大洲商工会議所青年部(YEG)。地元有志の熱意が結集し、第一歩を踏み出しました。
その後、2009年からは「えひめYOSAKOI祭り振興会」が主催となり、規模や参加チーム数を年々拡大。今では愛媛県内にとどまらず、香川・高知・岡山といった県外からも多くのチームが訪れる一大イベントへと成長しました。
祭りのテーマは「祭りが人を変え、人が街を変える」。
参加者や観客が互いに交流し合い、街全体が活気づく姿は、このテーマを体現していると言えるでしょう。
まとめ
えひめYOSAKOI祭りは、大洲の街全体が熱気に包まれる一大イベントです。
迫力ある特設ステージでの大人数演舞や、個性豊かなチームの華やかな衣装は観客を魅了します。また、子どもからシニアまで幅広い世代が参加することで、会場全体に一体感が生まれるのも大きな特徴です。
さらに、地元グルメが並ぶ飲食ブースも楽しみのひとつで、訪れる人々をおもてなしします。演舞の迫力、世代を超えた交流、美味しい食の体験など、多角的な魅力を堪能できる祭りです。