夏になると「蚊が飛んでる」「蚊に刺された!」と言う声がよく聞こえる様になります。そもそも蚊に刺されやすい人には”いくつかの特徴”があるって知っていましたか?
実は統計的に出されたデータもしっかりあるんです。
また、昔から蚊に刺された箇所をバッテン(×)を爪で付けると痒くなくなる効果があると言いますが、本当に効果があるのかは気になりますよね。そこでこの記事では、
- 蚊に刺されやすい人の8つの特徴
- 刺され対策
- 刺された箇所のバッテンの効果
以上について紹介したいと思いますので、ぜひ、夏のいまいましい蚊への対策の参考にして下さい。
蚊に刺されやすい人の特徴
統計上、蚊に良く刺される人には体質や特徴がある様です。
蚊によく刺される人の8つの特徴
- 体温の高い人
- 汗をよくかき、呼吸も多い人
- 夜更かしが好きで、お酒をよく飲む人
- 花の香りがする香水をつける人
- O型の人
- 黒っぽい服を着ている人
- 露出が多い人、太っている人
- 妊婦の人
など8つのパターンが統計上出ている様です。では、それぞれの理由についてみていきましょう。
①:体温の高い人
体温の高い人に蚊はよってくると言われています。
人の体温が高いと蚊の持つセンサーが無反応してよってくるのだそうです。確かに筆者も学生の頃陸上をしていた時にやたら蚊がよってくるなぁとは感じていたのを思い出しました。
②:汗をよくかき、呼吸も多い人
人間の吐く息は二酸化炭素を発します。
その二酸化炭素をたどって蚊は人を発見する様です。つまり、呼吸が多い人は必然的に蚊にその存在を知らせているとも言い換えれます。
③:夜更かしが好きで、お酒をよく飲む人
蚊は基本的に夜行性の虫なので夜更か私をしていると蚊に刺される確率も高くなります。また、お酒を頻繁に飲む人はアルコールによって体温が上がるので呼吸も普段よりも増えます。
先述したように呼吸が多くなると二酸化炭素も多く吐き出すことになるので蚊に刺されやすくなるリスクが増えると言うことですね。
④:花の香りがする香水をつける人
蚊は花の蜜を栄養とする為、人の付ける香水が花の香りがする場合、本物と間違ってよってくる事があるそうです。
⑤:O型の人
O型の人の赤血球の表面を覆っている物質が花の匂いに似ている為、蚊が近寄ってくるという研究結果があるように、以下の数値にもその結果が出ています。
- O型・・・77%
- B型・・・56%
- AB型・・・48%
- A型・・・45%
試しにO型の人に夏は蚊に刺される?と聞くとやっぱりよく刺される!とおっしゃっていました。
⑥:黒っぽい服を着ている人
服の色によって蚊の寄ってくる数が違うのか?といった実験をしたところ、白い服を着た人よりも黒い服を着た人に蚊は多く集まってきたという実験データがあります。
その差なのですが、約10倍です!!
蚊の多く出現しそうなところには明るめの服か白い服を着るようにした方がいいですね。
⑦:露出が多い人、太っている人
太っている人はそれだけ体の表面積が大きいので理解しやすいです。また、太っている人は呼吸も多く、先ほど同様に二酸化炭素をよく発しているので蚊に刺されやすいと推測できます。
⑧:妊婦の人
実は蚊にとって妊婦さんは魅力的な標的なのだそうです。
特に妊娠後期の妊婦さんの呼吸はいつもよりも20%以上も呼吸回数が多いのです。また、妊娠していない人よりも体温も高めですので妊婦さんの存在に蚊が気付きやすいと言う研究結果もあるほどです。
では、そんな蚊に対して我々ができる対策方法はあるのでしょうか?
蚊に刺されやすい人の対策法は!?
ここまで蚊に刺されやすい人の特徴をみてきた中で何か対策できることはあるのか?と言うことでいくつかの対策方法を紹介したいと思います。
- ハンカチやタオルなどで汗をまめに拭き取る。
- 明るめの服を着てみる。
- 肌の露出を少し減らしてみる。
- お酒を飲む量も少し減らし、夜更かしをしない。
- 香水の香りを変えてみる。
これらを少し取り入れるだけでも蚊に刺される確率は減るかもしれません。
では、そんな蚊なのですが、なぜ人間の血を欲しがるのでしょうか?
蚊はなぜ人の血を欲しがるのか!?
実は蚊はメスしか刺さないんです。
一説によるとメスの蚊が人の血液を欲しがるのには理由があって、人の血に含まれる栄養(タンパク質)を摂取するからだと言われています。
蚊に刺された際に痒くなるのは、蚊が刺した時に血液が固まらない様にするための成分のせいです。その成分に体が反応して痒くなるんです。
ちなみにオスの蚊は草の汁を吸う様ですので、人間を刺している蚊は全てメスの蚊だと言うことですね。
蚊に刺されたら”バッテン”って効果ある?
蚊に刺された箇所をバッテンにすると痒みがおさまった気がしますよね。
結論から言うと効果は多少あります。
諸説がいくつかありますが、
- バッテンで痒みを強制的に痛みに変えて気を紛らわす。
- バッテンで蚊の唾液(毒素)を皮膚の外に出す。
こんな理由が巷ではよく言われています。
ただ、肌にとっては基本的に良くない行動ですので、「ムヒ」のようなかゆみ止めを使用する方が肌的には良いと言われています。
特に女性は蚊に刺された箇所が後にでもなってしまうと嫌ですからね。
まとめ
今回は蚊に刺されやすい人の特徴と対策!刺されたらバッテンは効果あるのかについて紹介しました。まとめると、 蚊によく刺される人の特徴
- 体温の高い人
- 汗をよくかき、呼吸も多い人
- 夜更かしが好きで、お酒をよく飲む人
- 花の香りがする香水をつける人
- O型の人
- 黒っぽい服を着ている人
- 露出が多い人、太っている人
- 妊婦の人
で、対策としては、
- ハンカチやタオルなどで汗をまめに拭き取る。
- 明るめの服を着てみる。
- 肌の露出を少し減らしてみる。
- お酒を飲む量も少し減らし、夜更かしをしない。
- 香水の香りを変えてみる。
という事を意識してみて下さい。また蚊はメスしか刺しません。もし刺された場合も「ムヒ」のようなかゆみ止めを使用するようにしましょう。