愛媛県今治市・大三島町上浦地区で行われる「上浦町地方祭(秋まつり)」は、毎年旧暦の8月14日・15日に近い土日に開催(2025年10月4日〜10月5日)される伝統行事です。
獅子舞や神輿渡御、華やかなだんじりが繰り広げられ、地区ごとに異なる特色を楽しめるのが魅力。地元の人々の熱気とともに、秋の実りを祝う賑やかな時間を体感できます。
上浦町地方祭(秋まつり)の日程

概要
開催日時:2025年10月4日〜10月5日
場所:井田八幡神社
お問い合わせ先:今治市役所 上浦支所
電話番号:0897-87-3000
開催期間
上浦町地方祭は、毎年旧暦の8月14日と15日に近い土日に開催されます。2025年は10月4日(土)から10月5日(日)にかけて行われます。
祭りは秋の収穫を祝い、地域の人々が一堂に会する機会となっています。子どもから大人まで幅広い世代が参加し、獅子舞や神輿、だんじりなどの伝統行事を繰り広げることで、地域の絆や文化が受け継がれていく様子を感じることができます。
開催場所
祭りは愛媛県今治市の大三島町にある上浦地区一帯で行われます。上浦地区には井口地区や盛地区など4つの町内地区があり、それぞれ特色ある秋祭りを展開します。
地区内では、獅子舞や神輿の渡御が練り歩き、布団や房で彩られただんじりが太鼓やダイガク音頭とともに町を巡ります。地域全体が祭り一色に染まり、訪れる人々を温かく迎えます。
各地区ごとの特色ある祭り

井口地区の秋祭り
井口地区では五穀豊穣を祈願して、地域ならではの秋祭りが行われます。子ども獅子をはじめ、地区独自の獅子舞が披露され、伝統的な衣装や舞の動きに地域の特色が表れます。
神輿渡御も盛んに行われ、だんじりが布団や房のカラフルさを際立たせながら、太鼓やダイガク音頭の音とともに町内を練り歩きます。老若男女が参加し、地域の絆を感じられる祭りです。
盛地区の秋祭り
盛地区の秋祭りも五穀豊穣を祈る催しで、独自の獅子舞や神輿渡御が見どころです。子ども獅子や大人の獅子舞が披露され、地区ごとに趣の異なる舞や衣装を楽しめます。
だんじりは布団や房がカラフルで、太鼓やダイガク音頭に合わせて町内を練り歩き、祭りの活気を一層高めます。地域の人々が一体となって作り上げる伝統行事です。
その他の地区の秋祭り
上浦町の残りの地区でも、それぞれの特色を生かした秋祭りが開催されます。子ども獅子や地域独自の獅子舞が披露され、神輿渡御やカラフルなだんじりも登場します。
各地区で太鼓やダイガク音頭の音が響き渡り、町内に活気が満ちる光景が見られます。地域ごとに異なる趣があり、祭りを巡る楽しみが広がります。
獅子舞と神輿渡御の魅力
子ども獅子や多彩な獅子舞
上浦町地方祭では、各地区ごとに趣の異なる獅子舞が披露されます。特に子ども獅子は地域の伝統を受け継ぐ若い世代が舞う姿が見どころで、観客に活気と微笑ましい光景を届けます。
井口地区や盛地区など、4つの町内地区それぞれが特色を活かした舞を展開し、秋の祭りの雰囲気を一層盛り上げます。子どもたちの元気な舞いと地域の伝統が一体となった瞬間は、祭りならではの魅力です。
神輿渡御とカラフルなだんじり
祭りでは、神輿渡御も重要な見どころの一つです。布団や房が鮮やかに彩られただんじりが、ダイガク音頭や太鼓の音に合わせて地区内を練り歩きます。
色鮮やかな装飾と力強い渡御の動きが融合し、祭り全体に活気を与えます。各地区ごとの特色あるだんじりや神輿の巡行は、五穀豊穣を祈願する伝統行事として、多くの観客の目を引きます。
大山祇神社産須奈大祭への集結
上浦町地方祭の後、翌週には大山祇神社産須奈大祭に祭りが集結します。上浦地区の各町内で繰り広げられた獅子舞や神輿渡御は、この大祭に参加するために調整され、地域全体で盛大に秋の祝祭を締めくくります。
各地区の特色が一堂に会することで、地域の伝統や祭りの活気を一度に感じることができ、観客にとっても見応えのあるイベントとなります。
まとめ
上浦町地方祭(秋まつり)は、子どもから大人までが一体となって楽しめる地域の伝統行事です。
毎年、旧暦の8月14日と15日に近い土日に、大三島町上浦地区一円で開催され、井口地区や盛地区など4つの地区でそれぞれ特色ある祭りが行われます。五穀豊穣を祈願しながら、各地区ごとの趣のある子ども獅子や獅子舞が披露されるのが大きな見どころです。
また、神輿渡御やカラフルなだんじりが太鼓やダイガク音頭に合わせて練り歩き、祭りを一層華やかに盛り上げます。翌週には、大山祇神社産須奈大祭に祭りが集結することで、地域全体で秋の伝統行事を楽しむことができます。