八日市護国地区の歴史ある町並みが、住民手づくりの行灯と中秋の名月に照らされ、幻想的な光景に包まれる「八日市町並観月会」。
2025年10月5日(日)~10月6日(月)の二日間にわたり、琴の演奏や詩の朗読、手漉き和紙作品展など多彩な催しが楽しめます。古き町家が浮かび上がる特別な夜、秋の夜長をゆったりと過ごせるイベントです。
八日市町並観月会の日程

八日市町並観月会は、2025年10月5日(日)~10月6日(月)の二日間にわたり、18:00~から八日市護国伝統的建造物群保存地区で開催されます。
歴史ある町家が立ち並ぶこの地区では、住民手作りの行灯が町並みを幻想的に照らし、秋の夜長をゆったり楽しむことができます。
主催は八日市町並観月会実行委員会で、地域の伝統と文化を大切にしたイベントとして毎年多くの来場者を迎えています。
両日とも18:30~21:00まで、町並保存地区内は車両通行止めとなります。来場者は安全に散策できるよう、徒歩での来訪が推奨されます。
また、車で訪れる場合は周辺の駐車場を利用する必要があり、特に夕方以降は混雑が予想されます。伝統的な町並みの中でゆっくりと月夜を楽しむために、時間に余裕を持って訪れるのがポイントです。
日程
開催日:2025年10月5日(日)~10月6日(月)
開催時間:18:30~21:00
場所:八日市護国伝統的建造物群保存地区
お問い合わせ先:八日市町並観月会実行委員会
電話番号:0893-44-5212
訪れる際の注意点
八日市町並観月会を訪れる際には、いくつかの注意点があります。まず、催しの内容は当日の状況や都合により変更される場合があるため、最新の情報を確認することが大切です。
また、雨天時には一部の催しが中止となる場合があります。さらに、会場となる町並保存地区内は両日とも18:30~21:00まで車両通行止めとなるため、徒歩での散策を楽しみましょう。
駐車場は護国町並駐車場が17:00~無料開放されますが、利用可能台数には限りがあり、時間帯によっては大変混雑しますので、余裕を持った来場がおすすめです。
八日市町並観月会とは

八日市町並観月会の魅力
八日市町並観月会の最大の魅力は、中秋の名月と住民手づくりの行灯が織りなす幻想的な光景です。吊り行灯や竹行灯に照らされた歴史ある町家が、柔らかな灯りの中に浮かび上がり、まるで映画のワンシーンのような情景を作り出します。
重要文化財の庭園や開放された町家での琴の演奏など、特別な雰囲気を味わえるのも見どころです。秋の夜長をゆったりと楽しみながら、伝統的建造物群保存地区ならではの風情に浸れるひとときは、このイベントならではの特別な体験といえるでしょう。
伝統的町並みのライトアップイベント
八日市町並観月会は、八日市護国地区の伝統的建造物群保存地区を舞台に、中秋の名月に合わせて開催されるライトアップイベントです。
住民手づくりの吊り行灯、置き行灯、竹行灯が町並みを照らし、日常では味わえない幻想的な景色が広がります。町家の軒先に灯る柔らかな光と月明かりが織りなす光景は、訪れる人々に特別な秋の夜の体験を提供します。
歴史ある町家が幻想的な雰囲気に包まれる
江戸時代後期から大正時代にかけての面影を残す八日市護国地区の町家が、灯火と月明かりに浮かび上がります。白漆喰の壁や浅黄色の土壁など、伝統的な建築美がライトアップされ、町並み全体が幻想的な空間に変わります。
町家を開放した琴の演奏や詩の朗読も行われ、歴史ある町家の風景と音色が融合した、心安らぐ秋の夜が楽しめます。
町並みで楽しめる催し
行灯によるライトアップ
八日市護国地区の町並みは、住民手づくりの吊り行灯、置き行灯、竹行灯によって美しく照らされます。18:00~から灯される行灯の光は、白漆喰や浅黄色の土壁の町家に柔らかく反射し、幻想的な空間を作り出します。
中秋の名月と相まって、歴史ある町家が灯火に浮かび上がる光景は、まるで映画のワンシーンのようです。静かな夜道を散策しながら、光と影が織りなす美しい景色を楽しむことができます。
上芳我邸での特別催し
八日市町並観月会の目玉のひとつが、重要文化財を有する上芳我邸で行われる特別催しです。今年は尺八奏者・橋本岳人山氏による演奏と、戒田節子氏による月にまつわる詩の朗読が披露されます。題して『白壁の町のひととき』。
歴史ある邸宅の趣ある空間で、心に響く音色と朗読が織りなすひとときは、他では味わえない特別な体験です。演奏は両日とも19:00と20:00の2回開催され、いずれも入場無料で楽しむことができます。
高昌寺でのお月見茶房
観月会とあわせて訪れたいのが、八日市・護国町並に隣接する高昌寺で開かれる「お月見茶房」です。こちらは10月6日(月)のみの開催で、勧学寮にて精進お菓子が振る舞われます。料金は300円で、限定100食の先着順。
静かな寺の空間で名月を眺めながら、心を落ち着けるひとときを過ごせるのが魅力です。幻想的な町並みを楽しんだ後に立ち寄れば、秋の夜長にふさわしい癒やしの時間を体験できるでしょう。
町家での演奏と展示
町家では、両日18:30~から琴の演奏が行われ、伝統的な音色が町並みに響き渡ります。また、手漉き和紙作品展や箔飾和紙展も同時開催され、町家の内部で展示された美しい和紙の作品を間近で鑑賞できます。
灯火に包まれた町家の空間で、琴の音色と和紙作品の繊細な美しさを同時に楽しめる、秋の夜ならではの特別な体験です。
その他の町並み催し
町並み各所では、自由投句が両日18:30~から行われ、訪れる人が短い句で秋の夜長や名月の感動を表現できます。さらに、はぜとり唄や踊りが披露され、伝統的な民俗芸能を間近で楽しめます。
灯火で照らされた町並みの中で繰り広げられるこれらの催しは、参加者にとって忘れられない思い出となるでしょう。
八日市町並観月会のSNS情報
幻想的な世界
古き良き町並み
和紙商品展示販売
散歩するだけでも楽しい
まとめ
八日市町並観月会は、歴史的な町並みを舞台に、中秋の名月と住民手づくりの行灯が織りなす幻想的な風景を楽しめる特別な催しです。
琴や尺八の演奏、詩の朗読、和紙作品展など多彩な企画があり、古き町家の魅力を感じながら秋の夜長を過ごせます。さらに、高昌寺でのお月見茶房やはぜとり唄・踊りなど地域色豊かな催しも見どころのひとつ。
町全体が灯火に包まれるこの二日間は、訪れる人に忘れられない思い出を届けてくれるでしょう。