愛媛県松山市で有名な温泉と言えば「道後温泉」で間違いありません。
松山市=有名な温泉=道後温泉
このように思っている方は多いみたいなのですが、松山市が何県なのか知らない人もいる様ですね。そこでここでは愛媛県松山市の道後温泉についていろいろ調査してみたことを紹介したいと思います。
県外の方もそうでない方も今一度、道後温泉について理解を深めてみましょう。
道後温泉は何県?
道後温泉は愛媛県の松山市にあります。
地図で言うと以下の様な感じですね。
道後温泉の周りには旅館やホテルなどが多くあり、一昔前はネオン通りと言う大人の喜ぶ夜のお店が沢山ありました。また道後温泉の近くには道後公園や、坊っちゃん列車を見ることが出来る駅もあるんです。
坊っちゃん列車は実際に乗ることができるんですよね。
からくり時計などもあってまさに松山に道後あり!って感じ。
道後温泉は何年前に建てられたのか?
道後温泉の神の湯本館棟は1894年(明治27年)建立です。
あれ!?日本最古の湯なんだからもっと古いんじゃないの!?
そうなんです。実は今の形として建てられたのは明治時代で、本館と言われる、
- 神の湯本館棟(かみのゆ ほんかんとう):1894年(明治27年)建立
- 又新殿・霊の湯棟(ゆうしんでん・たまのゆとう):1899年(明治32年)建立
- 玄関棟:1924年(大正13年)建立
- 南棟:1924年(大正13年)建立
これらの棟は明治時代から大正にわたり造られたんです。
道後温泉が日本最古の湯とされているのには理由があって、冠山から約3000年前の縄文中期の土器などが出土したことで証明されているとのことです。
冠山とは道後温泉にある小高い山で道後温泉を祭る湯神社がある山。
こういった事実もあったり、また白鷺伝説などの伝承などもあり、道後温泉は日本最古の温泉と言われているんですね。
昔、足を痛めた白鷺が岩の間から流れ出る湯に浸していたところ、傷は癒えて、飛び立って行くのを見て、村人が手を浸すと温かく、温泉であり、効能を確認したという伝説がある。これが道後温泉の発見とされる。
(引用元:Wikipedia)
道後温泉はどのような理由で建てられたのか?
道後温泉がなぜ、どんな理由で建てられたかのかは記載されていないものの、霊の湯棟に関しては皇族の入湯用で設立されたと記録が残っている様です。
まぁ、これだけ歴史のある温泉なら温泉宿としてきちんと建てたいよね。
そんな歴史ある道後温泉にはこれまでにも多くの著名人や有名人が入浴したことで知られています。
道後温泉ゆかりの人物は?
道後温泉にはゆかりの人物はいくつかいるんですが、知ってますか?
- 聖徳太子
- 正岡子規
- 夏目漱石
- 伊藤博文
- 板垣退助
- 小林一茶
- 与謝野晶子
- 種田山頭火(文人)
- 北里柴三郎
- 志賀潔
夏目漱石や正岡子規は有名なのですが、まさか聖徳太子まで入浴していたなんてビックリですよね。
聖徳太子の来湯は596年とされていて来湯の理由は病気療養のためと言われていて、滞在した事が伊予国風土記逸文に記されている様です。(Wikipedia)
1895(明治28)年に誰もが知っている正岡子規や夏目漱石も入浴しているなんて愛媛県人としては誇り高いですよね。
神の湯本館棟が出来た翌年に入浴してるって、正岡子規や夏目漱石も中々通ですね。
そんな歴史ある道後温泉なら入浴の料金もかなりするんじゃないの!?そう思いきや思いのほか安いんです。
道後温泉の料金はいくら?
道後温泉は本館や飛鳥の湯(家族風呂)などによって料金が変わってきます。
飛鳥の湯に関しては家族風呂になりますので→こちらを参考にしてみて下さい。
道後温泉本館の料金は意外と安価。
区分 | 大人 (12歳以上) | 小人 (2〜11歳) | 営業時間 | 利用時間 |
---|---|---|---|---|
霊の湯(たまのゆ) | 420円 | 160円 | 6:00〜23:00 (札止 22:30) | 1時間以内 |
歴史ある温泉だからかなり高いのかと思いきや非常にお手頃な値段で日本最古の湯を楽しむことができるんです。この料金だと毎日入っても月13,000円程度ですので安心ですね。
まとめ
この記事を書いた筆者も愛媛県人なのですが、実は未だに道後温泉に入浴したことがありません。松山人だしいつでも入浴できるだろうと思い何十年も入ったことがないので、今年こそは愛媛が誇る名湯”道後温泉”に入ってみたいと思います。