愛媛県の中心都市でもある松山市。その暮らしやすさはどうなんだろう?このように思っている方も多いのではないでしょうか。
「〇〇やけん(標準語:〇〇だから)」
「〇〇に行ってこーわい(意味:〇〇に行ってきます)」
などの伊予弁が特徴的な松山市ですよね。
他の地方と比べてどんな特徴があるのか、はたまたどんな魅力があるのかなど色々と気になる点はありますよね。そして実際に住むとなったら治安いついても気になるところ。
そこでこのページでは松山市の現地住民でもある私がそれぞれの気になる点についてご紹介したいと思います。
松山市の暮らしやすさは?
松山市は全国的にも暮らしやすい地域として認知されているようです。
- 余暇時間が長い
- 仕事の平均時間が短い
- 主婦が幸せに暮らせる街
- 通勤、通学時間が短い
- 災害が少ない
など全国的にも暮らしやすい街と言われています。
個人的に思うのは特に[災害が少ない]という点でしょうか。
日本は昔から”地震大国”と言われるほど地震が多い国です。もちろん愛媛県でも過去にたくさんの災害に見舞われましたが、私が松山に住んでいる中では「特にアレはヤバかった…」という災害はなかったように思います。
もちろん阪神淡路大震災の時は松山市も揺れました。当時、友人と一緒にすけろくで飲食をしていた時なのですが、隣の電信柱が大きく揺れていたのをしっかりと覚えています。
また、台風なども松山市は特に大きな影響を受けていなかった様に思います。
愛媛県民の中では「霊峰石鎚山のおかげだ」なんてことも言われたりしますが、本当に松山市は台風の影響を大きく受けていない気がします。(もちろん川の氾濫等はありましたが…)
松山市の魅力は?
松山市の魅力は色々あるのですが文化財としての魅力としては、
- 道後温泉
- 松山城
- 坂の上の雲ミュージアム
- 正岡子規を紹介した子規記念博物館
この様な様々な文化財や建造物も多くあります。
個人的には安土桃山時代〜江戸時代にかけての武将:加藤嘉明公が創設者でもある松山城は胸を張って誇れる立派なお城だと思っています。
桜の時期には多くの市民が松山城に集まり花見を楽しんでいたりします。松山城の城下では大きな広場もあり晴れている日は家族連れや若者、老人などたくさんの人がその余暇を満喫しています。
ではそんな松山市の特徴もいくつか挙げてみたいと思います。
松山市の気候の特徴は?
松山市は典型的な瀬戸内海式気候です。
年平均気温16.5度で、 年間降水量は約1,300mmと雨量は少ないかもしれません。
先述したように石鎚山を含む四国山地のおかげもあり台風の影響も本当に受けにくい地域になっています。ただ、年間降水量も少ないので、節水意識は高いかもしれませんね。
平成6年(1994年)の夏に大渇水と言われる年があったのですが、その年を境に節水意識は高まった様に思います。(当時は分刻みで節水を呼びかける車が走っていた様に思います。。)
松山市の治安は?
松山市の治安は良い方だと思います。
犯罪の件数は年々減少傾向にあるようです。たまに全国ニュースで愛媛県の犯罪ニュースが取り上げられると「え、本当に?」と思うほど…。
松山市は大街道や銀天街の周辺に繁華街などもあるので愛媛県内の他の市町村と比べると犯罪件数は多めになりますが、それでも治安の良さを考えると比較的良い街だと思います。
防災意識も高く、いまだに冬は「火の用心〜」という町内会の役員たちが町内を歩き回っていたりしますよ。
愛媛県の物価は?
愛媛県の物価についてもよく聞かれることがあるのですが、全国的にも物価は安い方だと思います。
四国の中でも香川に次いで愛媛県は住居の物価も安いそうです。
松山市で月10万円の家賃を出せば、安いテナントも借りることができますからね(もちろん物件にもよります)。
先日、東京の知人が「松山でファミリーが暮らせるマンションを借りるとなると安くてどれくらいなの?」と聞かれたことがあります。
私は「安いところだと4万くらいでしょうか。10万も出せば結構良いところに住めますよ。」と言ったところ、知人は「都心で10万だと1Rマンションしか借りれない…」と言っていました。
その時改めて松山市って物価が安いんだな…って思いました。(まぁ、東京と比べてもね)
まとめ
今回は松山市の暮らしやすさや魅力、特徴、治安などについて簡単にご紹介しました。
松山市は愛媛県の中でも人口の多い(55万人)街ですが、住みやすい土地柄じゃないかな〜とは思います。
ただ、都心のような地下鉄などは無い(路面電車はある!)田舎なので車、バイク、自転車は移動手段としては必須ですね。大きな街ではないので最悪、歩いてでも何とかなってしまうところはあります。
お笑い芸人の友近さんや和牛の水田さん、藤岡弘、さんも結構地元愛媛に戻ってきているようですよ。
ぜひ参考にしてみて下さい。